今朝方の倉本さんの話

今朝4時くらいに目が覚めて、NHKのラジオのスイッチを入れ深夜便に耳を傾けた。

「森のささやきの中から」と題した倉本聰さんのインタビューの第一回のはじまりのタイミングだった。

NHKと喧嘩して、単身北海道へ活動を移した氏は、マンションがススキノに近いことから、毎日単身で夕方18:30頃から翌朝4:00位まで酒場で飲んでいたという。

そこでは板前、女将さん、ホステスをはじめ市井のサラリーマンやヤクザ、右翼と多種多様な人たちと時間を過ごし語らった。そして、東京で仕事をしていた時には同じ業界の人とばかり過ごしていた自分の時間と重ね、それでは人情などを描けないという事に気付いたという。

その他富良野へ移る話など興味深く聞いてあさを迎えた。明日も続くというから又聞いてみよう。

いとしま

住みたい町として名前が挙がる「糸島」だけど
私自身あまり縁がなく、毎年この時期に訪れるのも
なんとなくドライブしながら「糸フェス」を覗いてみるためで
そのほかに目的もなく、会場以外の場所を訪れたこともない。

昨日は向かう最中に天候も荒れてきたり、晴れ間が出たりと変化が大きかったが
着いてみれば晴れ間のタイミングで、毎年顔を合わす出店の作家の方と言葉を交わしたり、
妻もいいものを見つけて買い求めた。

お昼前には会場を後にしてランチでもとイグニッションを回した途端にまた曇り空。
立ち寄ったカフェでは雨足がひどくなった。
子どもたちへのお土産のマフィンを受け取り車へ駆け込み
食事の場所へ車を走らせる。

夫婦岩のあたりではウインドを雨が激しく叩き、
レストランの駐車場から店内まではまさしく駆け込んだ。

地物の魚のパスタと豚のピザを食べながら
「地元産と言われなければチョイスはしないかもね」と二人で話しながら
口へ運んだけれど、それはそれで初めての味でピザもパスタも臭みではなくフレーバーが楽しめた。

そしてレストランを出て道路を渡り海を見た。
その頃にはとてもいい形をした雲が浮かぶ空。

いい休日。

その土地のその味はどこにもない香りだった。

 

優しい土地の優しい人

とっこさんの訃報を聞いた翌日
D90を下げて散歩に出て、明るい時間にとっこの前に立った。

店休日の水曜日と明るい時間には裸電球だけだが、
もうここに提灯が下がらないと思うとこの電球の見え方も昨日までとは違う。

今朝の西日本新聞朝刊の春秋に箱崎(だった)九州大学正門前の文房具屋「久松屋」のことが書かれていた。面倒見のいい店のご家族で皆に慕われ、移転を前に馴染みの大学職員があいつさに訪れるほどだった(文中より)
とっこさんとの別れにはあいさつに訪れることは叶わなかった。

今年もケヤキの木の下で

千手でのレジデンスからのご縁で旧千手小学校の清掃活動に参加させていただいている。
嘉麻市の中で閉校した5つの小学校の中でも千手小学校は、千手けやき会の皆さんをはじめとして、今でも地域の皆さんが灯ろうまつりや清掃活動と小学校に集っているからかグランドも校舎も今でも呼吸しているようだ。

そしてけやきの木も