いとしま

住みたい町として名前が挙がる「糸島」だけど
私自身あまり縁がなく、毎年この時期に訪れるのも
なんとなくドライブしながら「糸フェス」を覗いてみるためで
そのほかに目的もなく、会場以外の場所を訪れたこともない。

昨日は向かう最中に天候も荒れてきたり、晴れ間が出たりと変化が大きかったが
着いてみれば晴れ間のタイミングで、毎年顔を合わす出店の作家の方と言葉を交わしたり、
妻もいいものを見つけて買い求めた。

お昼前には会場を後にしてランチでもとイグニッションを回した途端にまた曇り空。
立ち寄ったカフェでは雨足がひどくなった。
子どもたちへのお土産のマフィンを受け取り車へ駆け込み
食事の場所へ車を走らせる。

夫婦岩のあたりではウインドを雨が激しく叩き、
レストランの駐車場から店内まではまさしく駆け込んだ。

地物の魚のパスタと豚のピザを食べながら
「地元産と言われなければチョイスはしないかもね」と二人で話しながら
口へ運んだけれど、それはそれで初めての味でピザもパスタも臭みではなくフレーバーが楽しめた。

そしてレストランを出て道路を渡り海を見た。
その頃にはとてもいい形をした雲が浮かぶ空。

いい休日。

その土地のその味はどこにもない香りだった。

 

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